熊本のイオンモール爆発で3人死亡、従業員4人安否不明 地震後のガス漏れか

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熊本県嘉島町にある大型商業施設「イオンモール熊本」で28日午後6時ごろ、大規模な爆発事故が発生し、建物の一部が激しく損壊した。同県内で最大震度7を観測した大地震の直後に起きた出来事であり、現場では警察や消防などによる懸命な救助活動が続けられている。これまでに20代とみられる女性2人を含む3人の死亡が確認されたほか、女性1人が心肺停止の状態で搬送された。さらに複数の従業員の安否が現在も確認できておらず、被害状況の全命把握に向けた捜索活動が続いている。

爆発が発生したのは、地震直後に店舗側が来店客の避難誘導を終えたタイミングだった。当時の状況について店舗従業員は、客の安全確保を終え、車で帰宅しようとした矢先に突然の爆発が起きたと語っている。爆発音は1.5キロほど離れた嘉島町役場でも確認され、雷以上の衝撃音が響き渡ったという。119番通報では建物から白い煙が上がっているとの情報が相次ぎ、発生直後から大規模な火災や崩落への警戒感が高まる混乱した事態となった。

施設を運営するイオン側は、爆発発生後に約2700人に上る全従業員の安否確認作業を進めている。その結果、4人の従業員と依然として連絡が取れていないことが判明した。死亡が確認された人物や心肺停止状態の人物は、この安否不明の4人とは別の人物とされる。爆発当時は客の退避が完了していたものの、店舗内に残っていた関係者や作業中のスタッフが被害に巻き込まれた可能性が高く、会社側は警察などと連携しながら詳細な情報の収集に全力を挙げている。

救助活動の中で撮影された建物内部の映像には、激しい爆発の衝撃によって柱や壁が崩れ落ち、内部全体にがれきが散乱している凄惨な現場の様子が記録されていた。特に2階部分の崩落が激しく、多くの箇所で通路が塞がれている。救助隊が内部を移動する際、腹這いで進むほふく前進を余儀なくされる危険なエリアも存在しており、倒壊のリスクと隣り合わせの中での困難な作業が強いられている。

現場では夜を徹して救助活動が行われており、200人規模の救助体制が敷かれている。小泉防衛大臣は建物内への多数の閉じ込め発生を受け、陸上自衛隊の部隊派遣を決定し、救助活動を後押ししている。現場周辺では深夜帯も救急車両のサイレンが響き渡り、担架で搬送される被災者の姿が確認された。消防隊や自衛隊は現場の安全を確保しつつ、閉じ込められている可能性がある人々の発見に全力を注いでいる。

爆発の原因について、木原官房長官は会見で、捜索中の現場において強いガス臭が確認されたという報告を受けていると公表した。複数の政権幹部によると、飲食店等で使われるLPガスの保管設備が地震の影響で破損し、漏洩したガスに何らかの要因で引火した可能性が示唆されている。LPガスの元栓は既に締められたものの、政府や警察は爆発の直接的な原因について慎重に調査を進めている。

捜索作業を一段と難しくしているのが、絶え間なく続く余震の存在である。熊本県警によると、28日夜からこれまでに震度1以上の地震が100回以上観測されており、揺れが発生するたびに現場の捜索活動は即座に中断されている。二次災害を防ぐために安全が確認されてから作業を再開する手順が取られているが、余震による建物の追加崩落のリスクが常に漂う中、救助作業の難航が懸念されている。

発生から時間が経過する中で、いまだ建物内に残されている安否不明者の救助に向けた時間との戦いが続いている。現地ではこれまでに入れない場所を中心に重点的な捜索が続けられており、関係機関が一体となって救助を進めている。なお、本記事の取材および事実関係の確認にあたっては、テレビ朝日(TV Asahi News)の報道および関連情報(https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900196033.html)を参照している。

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