ヤンキース最有望株ラグランジ投手が早期復帰へ 右肩負傷から投球再開、補強市場の動きも

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ニューヨーク・ヤンキースの最有望株投手のひとりであるカルロス・ラグランジ(23)が、肩の怪我からの復帰に向けて予想以上の進展を見せている。右肩関節包の捻挫により離脱していたが、当初見込まれていた完全休養期間を短縮し、すでに平地でのキャッチボールを再開した。New York Post(https://nypost.com/2026/07/29/sports/yankees-carlos-lagrange-may-return-from-il-sooner-than-expected/)が報じた。

ラグランジは7月3日に右肩の怪我と診断され、球団側は当初、約6週間の投球禁止期間を設定していた。しかし実際には約4週間での投球再開となり、復帰プロセスは2週間ほど前倒しで進んでいる。今シーズン後半戦のブルペン補強を視野に、怪我の前から先発から救援への転向作業が進められていたこともあり、今後の回復次第ではシーズン終盤にメジャー登板を果たす可能性を残している。

ヤンキースのアロン・ブーン監督はシカゴで行われたホワイトソックス戦の前に取材に応じ、ラグランジの現状について言及した。同監督は、投球練習を再開した事実を認めつつも、今後のメジャー昇格の可能性については「彼の腕や体の状態を見極めながら進める必要がある」と慎重な姿勢を示した。本格的な復帰プログラムが始まったばかりであり、現時点での見通しを確定させるのは難しいと語っている。

ラグランジ自身もSNS上に投球動画を投稿し、順調な快復ぶりをアピールしている。同投手は6月28日に傘下3Aスクラントン/ウィルクスバリで登板したのを最後に実戦から遠ざかっていたが、現場での評価は高い。ブルペンへの配置転換はメジャー昇格への近道と期待されていたため、球団関係者にとっても早期の投球再開は大きな朗報となっている。

メジャーリーグのトレード期限(月曜日)が間近に迫る中、ヤンキース陣営は救援陣のさらなる補強を目指している。ラグランジがトレードの交渉材料として移籍する可能性も排除できないが、もし球団に残留した場合、シーズン後半戦やプレーオフに向けた隠し玉として機能する期待が高まる。復帰に向けたリハビリの進捗状況は、今後の球団補強戦略にも影響を与えることになりそうだ。

トレード市場におけるヤンキースの補強ターゲットとして、パドレスの有力守護神メイソン・ミラーの名が取り沙汰されている。ブーン監督はミラーについて「球界屈指の優れたクローザーであり、圧巻のピッチングを見せている」と称賛した。ただし、パドレスが実際に同投手を放出するかどうかは不透明であり、監督自身も具体的な獲得の動きについては推測の域を出ないと強調した。

ブルペン以外の補強として、ヤンキースはベテラン捕手のクリスチャン・ベサンコート(34)とマイナー契約を結んだ。選手層の厚みを増すための措置であり、ベサンコートは即座に3Aスクラントンに合流する。通算427試合のメジャー出場経験を持つベサンコートは、今季カブス傘下の3Aで59試合に出場し、打率.262、OPS.775の成績を残していた。

ヤンキースは火曜日のホワイトソックス戦に3-2で勝利し、着実に白星を重ねている。チームがペナントレースを勝ち抜くためには、トレードでの即戦力獲得だけでなく、ラグランジのような若手有望株の早期復活や、ベサンコートのようなベテランのバックアップが不可欠となる。主力投手の怪我に悩まされてきたヤンキースにとって、若手右腕の早期復帰の兆しは明るいニュースとなった。

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