自転車にひかれた毒ヘビ、運転者の太ももをかむ…オーストラリアでヒヤリ事故

オーストラリアで、自転車に乗っていた女性が誤って毒ヘビを踏み、その直後にヘビにかまれる事故が発生した。女性はすぐに病院へ搬送され、命に別状はないという。
現地メディア「News.com.au」によると、15日午後1時ごろ(現地時間)、60代の女性がオーストラリア・ニューサウスウェールズ州北部にある自然散策路「ノーザン・リバーズ・レール・トレイル」を自転車で走行中、全長約2メートルの**イースタンブラウンスネーク(Eastern Brown Snake)**を誤って踏んだ。
その直後、ヘビは自転車のチェーンに絡まり、女性の太ももをかんだ。
通報を受けて駆け付けた救急隊は女性を近くの病院へ緊急搬送した。幸いにも、ヘビの毒は体内に注入されていなかったことが確認された。
その後、オーストラリアの野生動物保護団体「ツイード・バレー・ワイルドライフ・レスキュー」は、ヘビを自転車から取り外すため、毒ヘビ捕獲の専門家サラ・マイリー氏に協力を依頼した。
マイリー氏は慎重にチェーンとヘビを切り離し、その後ヘビを安全に捕獲して袋へ移した。しかし、ヘビは自転車に踏まれた際に重傷を負っており、最終的に安楽死の措置が取られた。
マイリー氏は「ヘビの頭を押さえたまま体をチェーンから外さなければならず、非常に危険な作業だった」と説明した。
また、「ヘビは自転車と衝突した衝撃で跳ね上がり、チェーンに絡まったとみられる。その際、防衛本能で女性をかんだ可能性が高い」と話した。
さらに、「ヘビは道路脇で休んでいたところ、偶然自転車にはねられたようだ。とぐろを巻いてじっとしているヘビは、遠くから見ると落ち葉や影と見間違えることがある」と注意を呼びかけた。
マイリー氏が運営するヘビ救助団体は、ヘビにかまれた場合はすぐに救急へ通報し、毒が体内に広がらないよう、できるだけ体を動かさないことを推奨している。
また、かまれた部位を圧迫包帯や衣類、タオルなどでしっかり巻き、木の枝などの硬いものを添えて固定した状態で救助を待つよう呼びかけている。










