ヤクルト、6連敗で苦しい戦い続くも指揮官は前向き「チームは確実に変わり始めている」

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20日に神宮球場で行われたセ・リーグ公式戦で、ヤクルトは中日に2―4で敗れ、今シーズン3度目となる6連敗を喫した。打線はわずか4安打に抑え込まれ、苦しい試合展開から抜け出すことができなかった。

相手先発・高橋宏斗投手は立ち上がりから抜群の制球力を披露し、ヤクルト打線は序盤から思うようにチャンスを作れなかった。池山隆寛監督は試合後、「序盤はストレートの質もコントロールも非常に良く、打球が前へ飛んでもゴロばかりだった。空振り三振も多く、攻略は簡単ではなかった」と相手投手を評価した。

ヤクルトは6回まで増田選手の内野安打1本だけと沈黙。5回には3者連続三振を喫するなど攻撃のリズムをつかめず、7月に入ってからも得点力不足が続いている。今月17試合で33得点と、1試合平均2点に届かない状況だ。

それでも7回には反撃の兆しを見せた。岩田選手がセーフティーバントで出塁すると、増田選手が9球に及ぶ粘りの末に四球を選び、二死一、二塁の好機を演出。続く宮本選手が右翼線へタイムリー二塁打を放ち、さらに相手守備のミスも重なって2点を返した。

この試合からチームではミーティングの進め方も変更された。これまではコーチ陣とスコアラーが分析した内容を選手へ伝える形だったが、新たな体制では選手を含む全員が参加し、試合への考え方や戦術を共有する方式へ切り替えられた。

池山監督は「チーム全員で同じ方向を向いて戦うことが目的。今日の試合でも、その意図はしっかり選手に伝わっていたと感じた」と手応えを語り、「結果は出ていないが、少しずつ良い流れは生まれている」と前向きな姿勢を崩さなかった。

現在、ヤクルトは4位DeNAと2ゲーム差。上位争いへ踏みとどまるためにも、長引く連敗を止めることが急務となっている。指揮官は「今の取り組みは必ず実を結ぶと信じている。次の試合では勝利をファンに届けたい」と巻き返しへの決意を示した。