『ゴジラvsコング』出演のケイリー・ホトルさん、18歳で死去 交通事故による突然の別れ

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映画『ゴジラvsコング』シリーズで少女ジア役を演じた若手俳優のケイリー・ホトルさんが、交通事故のため18歳で亡くなったことが明らかになった。突然の訃報は映画ファンやろう者コミュニティに大きな衝撃を与えている。

現地メディアによると、事故は7月21日朝、米メリーランド州で発生した。ホトルさんは乗車していた車が事故に巻き込まれ、病院へ搬送される途中で死亡が確認されたという。

父親のジョシュア・ホトルさんは自身のFacebookにアメリカ手話(ASL)の動画を投稿し、娘の死を報告した。「本来なら決して乗りたくなかった飛行機に乗ることになった」とコメントを添え、テキサス州からメリーランド州へ向かい、娘との最後の対面に向かったことを明かした。

ホトルさん一家は全員が聴覚障害者であり、父方の家系は4世代にわたり、ろう者コミュニティと深い関わりを持つことで知られている。ケイリーさんはテキサス聾学校(Texas School for the Deaf)に在籍しており、学校側も事故翌日に追悼声明を発表した。

声明では「本校の生徒であるケイリー・ホトルさんが交通事故により亡くなられたことを深い悲しみとともにお知らせします。ご家族、ご友人、同級生、そして彼女を愛したすべての方々へ心よりお悔やみ申し上げます」とコメント。事故に関する憶測や未確認情報の拡散を控えるよう呼びかけている。

ケイリーさんが俳優として注目を集めるきっかけとなったのは、2017年に出演した手話通訳アプリ「Convo」のCMだった。その映像を見た映画関係者の目に留まり、『コング:髑髏島の巨神』の制作チームが、後に『ゴジラvsコング』へ登場する少女ジア役にふさわしい人物として抜てきしたという。

2021年公開の『ゴジラvsコング』では、手話を通じてキングコングと心を通わせる孤児ジアを熱演。アレクサンダー・スカルスガルド、ミリー・ボビー・ブラウン、レベッカ・ホールらと共演し、その自然な演技は世界中の観客から高く評価された。

その後も2024年公開の『ゴジラxコング 新たなる帝国』で同じ役を演じ、シリーズの重要人物として存在感を示した。しかし、2027年公開予定のシリーズ最新作には出演予定が確認されておらず、今回の突然の訃報によってファンからは悲しみの声が広がっている。

若くして才能を発揮し、映画界だけでなく、ろう者コミュニティにとっても希望の存在だったケイリー・ホトルさん。その短い人生と功績は、多くの人々の記憶に残り続けることだろう。