米国で卵158万ダース超を自主回収 サルモネラ菌汚染の恐れ、6州で販売

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米国食品医薬品局(FDA)は、サルモネラ菌汚染の可能性があるとして、約158万9,000ダースに及ぶ殻付き卵が自主回収(リコール)されたと発表した。対象となる製品は複数の有名ブランドで販売されており、6つの州を中心に流通していた。

今回のリコールは、テキサス州に拠点を置くMidwest Poultry Servicesが自主的に実施したもので、白色卵とケージフリーの茶色卵が対象となる。

Krogerなど複数ブランドの卵が対象

FDAによると、回収対象には以下のブランドで販売された商品が含まれている。

Kroger

Brookshire's

Country Morning

Simple Truth

Sunups

このほか、業務用として販売されたグレードAおよびグレードAAの卵も対象に含まれる。

対象商品はテキサス州、オクラホマ州、アーカンソー州、ルイジアナ州、ニューメキシコ州、ミシシッピ州の小売店や飲食店などへ出荷されていた。

定期検査で異常を確認

FDAによると、問題は工場で実施された定期的な環境検査によって判明した。現時点で、この卵が原因とみられる健康被害やサルモネラ感染の報告は確認されていない。

Midwest Poultry Servicesは、「卵の安全性に問題がある可能性を把握した時点で、対象製品を殺菌処理を行う施設へ回し、食中毒菌を除去する対応を開始した」と説明している。

さらに、サルモネラ・エンテリティディス(Salmonella Enteritidis)の発生源を特定するため、社内調査と追加検査を実施しているという。

同社は「安全で高品質な食品を提供することを最優先としており、今回の自主回収もその方針に基づくものだ」とコメントしている。

対象商品の見分け方

回収対象の卵は、2026年6月6日から7月3日に包装・出荷された製品で、賞味期限または販売期限は7月20日から8月17日までとなっている。

また、卵パック側面には以下の情報が印字されている。

プラントコード:P-1950 または 840962

ジュリアン日付:157~184

これらの番号に該当する商品を購入した場合は、絶対に食べず、購入した店舗へ返品して返金を受けるようFDAは呼びかけている。

サルモネラ菌感染で重症化するケースも

サルモネラ菌は食中毒の原因となる細菌で、特に乳幼児、高齢者、免疫力が低下している人では重症化する危険がある。

感染すると、次のような症状が現れることがある。

発熱

下痢(血便を伴う場合もある)

吐き気

嘔吐

腹痛

まれに細菌が血液中へ侵入すると、動脈感染、感染性動脈瘤、心内膜炎、関節炎など命に関わる合併症を引き起こす可能性もある。

FDAは、対象商品の確認を急ぐとともに、異常を感じた場合は速やかに医療機関を受診するよう注意を呼びかけている。